ロタコについて
今から60年あまり前のアジア太平洋戦争末期、旧日本陸軍によって御勅使
川扇状地の上(現在の飯野・源地区)にひとつの飛行場がつくられました。
飛行場の名称は(御勅使河原飛行場)(みだいがわらひこうじょう)といいましたが
当時から、もっぱら(ロタコ)という暗号名で呼ばれてきました。
この飛行場は、東京の立川にあった航空廠を疎開させ、敵から隠すための
秘密飛行場として計画されたといわれ、大型機が離着陸可能な長さ 1、500m、
幅 100mの滑走路に沿ってそびえる山の斜面には、物資の保管や飛行機の
工場にするために数多くの横穴壕が掘られました。
ロタコの遺構は、広大な扇状地上の約800ヘクタールもの範囲に点在し、
現在でもその痕跡をいたるところにみつけることができます。
三宮神社(みつみやじんじゃ)
滑走路南端にあり、御勅使川扇状地上の数少ないランドマークとして、建設工事に動員された
地域住民や学生の集合場所のひとつとなっていた。
滑走路跡(かっそうろあと) 現在は、農道です。 曇っていて見えませんが道の正面前方は
八ヶ岳になります。
冬に吹き下ろす(八ヶ岳颪)(やつがたけおろし)を考え、八ヶ岳にむかって設計された
幅100m、長さ1500mの滑走路。 中央に設けられた誘導路は、今でも農道として利用
されている。
3号掩体壕(3号えんたいごう)
基礎
住宅街にひっそりと眠る3号掩体壕跡
掩体壕(えんたいごう)
敵の爆撃などから、飛行機を隠し、格納する施設。 地域では一般に掩体壕と呼ばれているが
厳密には飛行機用(掩体)が正しい。
南アルプス市理蔵文化財ガイドブック 第1集 Ver 2 の資料で歩いてみました。
南アルプス市教育委員会様 ありがとうございました。
自分でもいい勉強になりました でも南アルプス市にこんな飛行場があったんだね。
ロタコ(御勅使河原飛行場)を尋ねていたら桃花橋ループが見えたので寄ってしまいました。
梅雨の時期で富士山は、見えませんでした。
甲府市、石和温泉方向を見ています。
南アルプス市方向を見ました。
これも南アルプス市方向
南アルプス市を歩きましたが少し疲れました。 いい運動になりました。