2013年8月14日水曜日

少雨で南アルプスの稲作ピンチ!

山梨県南アルプス市
少雨で南アルプスの稲作ピンチ

県内は5~6月の田植えの時期も降水量が少なく、水源である
雨水、南アルプスの天然水、櫛形山からの自然の水を農業用水
として利用しています。だが、この時期に来てもいまだに雨が少ない
状態が続いています。農家では 「このままでは稲が持たない」と
気をもんでいる。

「稲が『水をくれ』と言っているようで、かわいそうだ」

水不足で稲が枯れかかっている農家もあるようで

田んぼを見つめ、表情を曇らせていた。



中部横断自動車道 (増穂IC・インターチェンジ) 付近 
山梨県南巨摩郡富士川町/南アルプス市 坪川大橋(国道52号甲西バイパス)

手前が中部横断自動車道路、その奥が国道52号甲西バイパス


南アルプス市 田園風景です。今現在は少しづつ水もきているようです。


水不足で稲が枯れかかっている様子です。



農業用水路を見てみるとこんな常態です。水が流れている気配無し


水が入っている様子を見ても下の土がヒビ割れしている様子分かりますか、


これが稲の花です。
花が咲いてからお米が実るまでには、1か月ほどかかります。


滝沢川 (南アルプス市)
私の部落ではこの滝沢川から農業用水路へ水を入れています。

だが、この状態では・・・


土が白くなった川底です。まったく水はありません。

川底の草も枯れかかっている状態です。


滝沢川の上流 (農業用水路入り口付近)
水があるように見えますが水の動きはまったくない状態です。


滝沢川から農業用水路へ水がほとんど流れていません。
農業用水路への供給口


場所 山梨県南巨摩郡富士川町

建設中の中部横断自動車道 増穂PA 名称、道の駅「富士川」



場所 山梨県南巨摩郡富士川町の田園風景


山梨日日新聞の記事より 南アでは農業用に湖放水
南アルプス市の野之瀬地区は6日から、農業用水を確保するため
南伊奈ケ湖から坪川への放水を始めた。
南伊奈ケ湖の放水は数十年ぶりという。

水利権を持つ区長の一人は「農業用水を確保するため、南伊奈ケ湖は
最後のとりで。千上がってしまえば、もうどうしようもない」と話した。
と書いてありました。

南伊奈ケ湖には白鳥・鯉がいます。


今も猛烈な暑さがつづく山梨では何とか雨が降って欲しいところです。

このまま暑さもつづき雨も降らないとすれば 「雨乞い」 を願うばかりですね。

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